3年後には3歳にしかならない

仮にぼくがこのまま来年ドクターに進学するとして、順調にいけば3年半後ぐらいには卒業(修了)ということになるのだが、それでも娘はまだ3歳なのだなあということにきのう気づいた。

気づいた、というとちょっと変なぐらい当たり前のことなのだが、人間は3年たっても3歳にしかならない。犬なら3年たてば成犬になって子どももいるかもしれないが、人間の3歳なんてのは、まだ学校にも行ってないのである。

3年たったら33歳でもうオッサンやよな、などと何となく悲観していたのだが、別にここで学生生活を終えようがあと3年続けようが、長い人生から見れば大差ないのだろうなと思い、よほどのことがない限りはこのまま進学して研究を続けようと改めて決意したのであった。

しかし、20年経ってやっと20歳か・・・。まだ奈良にはリニア新幹線は来ていないだろうが、本当に先の話だ。同級生からしたらちょっとオッサン学生ではあるが、先生から見ればまだまだ「あまちゃん」というやつである。