ふたたび移転

しばらく休んでましたが、実は水面下ではてなダイアリーからはてなブログに移転実験をしていました。このたび実験が終わって本移行したので、お知らせします。
http://blog.kino3.jp/
はてなブログだと独自ドメイン設定ができるので、めでたく自分のサイトと統合しました。よい時代です。ここの旧記事はそのまま残しておきます。引き続きよろしくお願いします。

むかしのこと、いまのこと

「きのしたくんは、いまの若い子が聴く音楽が好きなんやなー意外と」と盟友Mに言われたのがこないだの土曜日なのだが、確かにこの1週間ぐらいはyoutubeのJ−POPミックスリストにお世話になった。いまもSHISHAMOを聴いている。

自分の昔のブログ(といっても大学は卒業した頃だが)を見ていたが、感傷ぶりはいまとかわらんなー、と思う。でも、そのときの何気ない気持ちを書いていて良かったなと思う。いまそれを見ると、また新たな発見がある、というか。
http://www.kino3.jp/old/archives/2008/06/

酒にもだいぶお世話になったが、音楽にもそれ以上にお世話になったと思う。芝居にも。

続・今年の一曲を振り返る

きのうに引き続いて、思い出すだけ書いておく。

2012年 恋する季節(サンボマスター) 動画は天才てれびくんver.
もしかしたらもしかするかも、というフレーズは天才的だと思った。

2011年は震災の年であったり結婚の年であったりするのだが、思い出せない。

2010年 タマシイレボリューション(superfly)
このワールドカップはよかったよね。

2009年 Point of view(ala)
友達からalaを教えてもらって、通勤時に毎日聴いてたな。

2016-05-15追記 三日月(くるり)
この曲も忘れることはできない。妻と最初に出会った日は渋谷で飲んだのだが、大学時代から親しんだ渋谷のツタヤで初めて聴いたのを思い出す。

2008年 マカロニ(perfume)
この年は色々とドタバタしていたのだが、夜中家まで歩いて帰るときの五反田、目黒の道を思い出す。
perfume自体は兄と一緒に住んでてCDを借りたんだと思う。

まださかのぼれるだろうか、また次回。

今年の一曲を振り返る

この曲を聴いたら、あのときを思い出す、という曲が1年に1曲ぐらいコンスタントにある。たぶん1998年ぐらいから毎年1曲はあると思うのだが、残念ながら毎年きちんと記録はしていない。ということで、いま思い出す限りの近年のものをyoutubeさんと共に記録しておこうと思う。

2013年
き、ぜ、つ、し、ちゃ、う(堂島孝平

奈良でよく聞いたなー。突き抜けた感が大好きだった。高校の頃に堂島孝平が好きな同級生がいたのだが、10年以上経ってその良さを理解した。

2014年
フロントメモリー神聖かまってちゃん feat.川本真琴

これは曲のぶっとび方もさることながら、新垣里沙川本真琴へアテレコするのが秀逸だった。嫁子供を置いてひとり関東に戻ってきたときのマイソング。

2015年
地獄でなぜ悪い星野源

これは最初に聴いたのは2014年だとは思うが、敢えての2015年に。映画はDVDまで買って何度も観た。星野源はしろごはんのように毎日聴いても飽きない。

2016年はたぶんこの曲だろう
ヨアケマエ(パスピエ

いまパスピエにはまっている。相対性理論YUKIをたして2で割らない感じ、というと褒めすぎなのかもしれないが、ボーカルのポップさと曲づくりの緻密さが絶妙。

相模国府祭の屋台

今日行ってきた。「相模国府祭 屋台」で検索してもいまいち盛況ぶりがわからないので、メモ。30店ぐらいはいたと思う。横浜名物?あんまき*1とか、がっつり系の相模風たこ焼きとかあった。お酒があまり売っていないので、近所のスーパーヤオマサに行くが吉。

写真もアップロードしようかと思ったのだが、必然的にいろんな人の顔が映ってしまうので、断念。

*1:豊橋あたりのものかと思っていたが

AlphaGoと新布石

AlphaGoと李さんとの対局のあと、井山七冠の誕生を経て、高校時代*1以来久々に囲碁に注目している。特に、囲碁のまち平塚の隣町に住んでいるということもあり、木谷実呉清源の新布石とか、木谷道場とは一体何だったのか、などに興味を持っている。

正直、囲碁の布石を実証的に評価することは難しい。ある手があったときに、それがよい手なのかそうでないのか、というのは演繹的には推論できない。ものすごく平たく言うと「すごいプロみんながよくないと言っているからよくない」という程度でしか、手の妥当性は示せていないと思う。ここには、コンピュータの計算が介在する余地がある。古くは新布石であり、武宮正樹の宇宙流、山下敬吾の5の五や初手天元など、単にコンピュータが人間よりも強くなったという以上に、この布石はよい、という手のvalidationを計算機科学が示してくれると囲碁はもっと面白くなると思う。70年の時を経て、新布石はよい、とか言ってくれるのではないかという淡い期待がある。

木谷道場と七十人の子どもたち

木谷道場と七十人の子どもたち

内弟子ってどういう感じなのかと思いこの本を読んだ。面白かった。

お悩み天国―治勲の爆笑人生相談室

お悩み天国―治勲の爆笑人生相談室

これは久々に吹いた。趙治勲はやっぱりすごいな。

名人 (新潮文庫)

名人 (新潮文庫)

たしか高校生のときに読んだ。当時はこれが本因坊と木谷の碁であるという経緯をいっさい知らずに読んだが、いまもう一度読むと泣くのではないかと思う。碁を並べてもう一度泣くかもしれない。

現役で囲碁をやっていたときは布石が苦手で、将棋みたいにすっきり組み立てれたらええなー、などと思っていたのだが、30も過ぎて、現実社会の問題は布石よりもっと難しいけれどもみんな頑張っていることに気づき、これぐらいでへこたれたらあかんと思っている。

*1:いちおう囲碁将棋部で全国大会に出た。団体戦の3将ですが