本当によい道具

本当によい道具とは何か、についてUSP研究所のUSPマガジンの何回目かに記事があった。ちゃんと覚えてないので引用はしないが、ぼくがいま思うに「よい道具とは、その道具の使い方さえわかっていれば、その道具がどう作られているかわからないでよい」という条件があると思う。

例えば車がなぜ動くかの仕組みを詳細は知らなくても車の運転はできるし、はさみをどう作るか知らなくてもはさみを使うことはできる。

そういう意味では、いろいろなソフトウェアはまだ「道具」というレベルには達していない気がする。使い方がいろいろありすぎて不明、というパターンもあるだろうし、どう作られているか知らないと結局使えない、というパターンもあるのだが。

もっといろいろな仕組みをラップした使いやすいフレームワークがあると、Webアプリやスマホアプリの開発もよくなるのだろうと思うのだが。このあたり、エンジニアという既得権とのせめぎあいかもしれない。あまり、この既得権を打破せよと言う人は見ない。