ダメなところを探すのは厳しい

基本的には人間というのは色々な事柄について色々な考えを持っているもので、すべてにおいて一致する人などというのはほとんどいない。なので、「XXについては一致するが、XXについては一致しない」というのが通常で、1つぐらい一致することがあれば仲良くできるかなあ、とぼくは思っている。

でも、世の中には「1つでも一致しないことがある人はよしとしない」という方向性の人もいる。ふつうの人対人であればそこまででもないが、政治家に対しての視線なんかは、そういうことになることが多い。ふつうの人対人であっても、たとえば反原発の人がどうしても原発賛成の人を好きになれない、ということはある。逆もまたしかり。

別に生きるということ自体には強烈なイデオロギーは必要ない。強烈なイデオロギーが生きる意志になることはあるが。だから、いちいち人間の属性(思想とか主義とか好みとか)でモメる必要はない。のだが、ついモメてしまうのも世の常。

できるだけ「1つでも一致する点があれば仲良くしよう」的なスタンスで社会が構成できたらいいなとは思うのだが、ちょっとまだ考え中。