どう生きるかについての考察
どう生きるか、とだけ書くと非常に深刻な問題のような気がしてくるが、ご推察のとおりこれは深刻な問題である。
どう生きるか考えた結果会社をやめた人間ではあるが、今後どうするのか漠然とイメージしつつも決めていないので、最近久々に本を読んでいる。本というと近年はコンピュータの技術書ばっかりだったので、何か新鮮な気がする。
だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル
- 作者: 馬場正尊,林厚見,吉里裕也
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんな風に働けたら面白そうだな、というのが第一感想なのだが、このようなフリーエージェントな働き方ができるのは、少なくとも不動産やさんという職業は、不動産というものを「基本的には1対1で」お客さんに売る仕事だからなのかなあ、と考えた。じゃあ自分が会社作ったらどうすればこんな感じになるか?と考えてみたのだが、ソフトウェア開発を生業としたときにどうなるのか、あまりイメージできていない。
もう一つ、地方で生きるというのも我々夫妻のキーワードである。キーワード、というと大げさだが、なんとなく、都心よりはちょっと落ち着いたところで暮らしたいと思っている。そして、ただ住むだけでなく、働きたいとも思っている。ということで、
- 作者: 西村佳哲
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2011/08/11
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この本を読んで一番に思ったのは、「地方に引っ込むことは多分できると思うが、ただ引っ込んだだけだと何も生み出していないのではないか?」ということだ*1。もちろん「何かを生み出す必要があるのか?」という問題はあるのだが、ぼく自身の今のスタンスとしては、地方から何かしら世界に向けて発信していく必要、経済を活性化させる必要?を感じている。
ただ、ミシマ社のページを眺めていると
- 作者: 平川克美
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2012/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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専門的に勉強をしてきていないし、してきていたとしてもわからないのかもしれないが、経済というものがどうもしっくりこないこの頃。テレビを見ていても、やれ消費税やらやれ原発再開やらと、報道されていることに対して何かコメントしろと言われればできるのだが*2、「そもそも論としてこれはこうこうなんですよ」という説明はぼくにはできないのが、少しもどかしい。