直接民主制からはじまり、なんやかや

消費税増税やら解散総選挙やら国会が騒がしいので、そもそも選挙とか議員とか全部なくして直接民主制にしたらどうなるのか、ということについて調べてみた。
国会というのはちょっと極端であるにしても、地方自治ならネットワークを駆使すれば不可能ではないかと。
予備知識は、スイスの一部では直接民主制を採用している自治体もあるらしい、という中学受験のときの知識のみ。現状どうなっているのかは知らない。

調べたもの。wikipediaのみ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E6%8E%A5%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%88%B6

日本では地方自治法第94条及び第95条による規定により、「町村総会」の設置が認められており、八丈小島にあった宇津木村(東京都)では1955年(昭和30年)に八丈村と合併するまで村議会が置かれずに直接民主制による村政が行われていた。

へえ、そらしらなんだ。

ハンガリーには「インターネット民主党」という政党があるらしい。小沢さんが離党してこの名前にしたらおもしろいのにな。

また、インターネットなどを駆使して民主主義のやり方を変えていこうとする試みを「E-デモクラシー」と言うらしい。それもしらんかった。
英語版のほうが詳しそうだが、ちゃんと見てない。

すごく人口の少ない過疎の村に集団で移住して村議会を独占してえらいことする、ということを何年か前に妄想していたのだが、どこかひとつモデルとなるような市町村を作って直接民主制の実験をしてみたらどうだろう。まあ、それは厳しいにしても、原則的に間接だが、随時世論調査としてインターネットを介して意見を募集する、みたいなwikipediaに書いてあるような修正間接民主制みたいなのはアリな気がする。

本当に投票システム自体をネット上に移行するとなれば、成り代わりを防止するような何らかの仕組みとか、セキュリティのモデルとかそういうのが必要になりそう。自分が関与するとしたら、そっちの方面からになるのかもしれない。広い意味でsafetyなシステムを作るのがぼくの研究分野になると思うので、引き続き考える。