いでよ、ソフトウェア歴史学
今日は午前中、中之島の阪大でやっていたMSR School in Asiaに参加してきた。リポジトリマイニングの授業の一環ということで、バージョン管理しすてむがgitみたいな分散型になったときに研究者はどうすればよいか、みたいな話。全然知らなかったが、Google BigQueryというのがあって、githubのログにクエリを投げられるらしい。今度やってみる。統計データ好きとしてはこういうのはポテトチップスみたいなもので、やめられない。
http://googledevjp.blogspot.jp/2012/06/google-bigquery-github.html
そこで話を聞いていてまったく関係のないことを思いついた。題して「ソフトウェア歴史学」である。このキーワードで検索してもまだ大したネタは出てこないので、結構いけるんじゃないかと思っているのだが、概要としては以下のような感じ。
- コンピュータの上で展開されるソフトウェアの発展は、人間の発展に比べてはるかに速い
- ソフトウェアの社会は人間社会の投影(写像?)と仮定する
- すると、ソフトウェア社会で現在起きている事象は、人間社会で未来に起きることと考えられる
- そこで、ソフトウェアの社会で起きている事象を抽象化してモデリングする
- そのモデルを人間社会にあてはめることで、人間社会が今後どうなるのかを予想する一助になる
着想自体はそんなに大それたものではないのだが、いかんせんこんなことを研究している人があんまりいない*1。詳しくはまた次回以降に。
以上、梅田は桜橋交差点のスターバックスからお送りしました。
*1:たぶん企業ではやっている人がいそうだが、表面には出てこない