ナラ時々アマ

今日はけいはんな学研都市ツアーということで授業がお休み、午前中は国会図書館関西館と大和ハウス研究所の見学をしていた。国会図書館はぼくが奈良を離れた年つまり10年前に完成した建物で、きれいなところ。同じけいはんな地区でもNAIST近辺の生駒高山とはえらい違いで、精華町の光台近辺は道路も直線に整備されてて片側3車線あるし、整然とした美しさがある。ひとくくりに学研都市と言われるけれども、京と阪と奈にはそれぞれの思惑の違いみたいなものがあるし(ここはつくばと違う)、開発自体はバブル崩壊以後の空白のXX年で半ば停止してしまっているので、正直微妙なところだ。ぼくが東大寺学園中学を目指して勉強していた1990年代前半には京阪奈の未来はもっと明るく描かれていて、もしかすっと首都くるんじゃね?みたいな雰囲気だったことを思い出した。20年後というのはこんなもんです。

さて、研究のおはなし。研究と言っても文系あがりの中途半端なSEがいきなり何かできることもなく(謙遜ではなく、ホントに)、とりあえず1年は勉強という感じなんですけど、情報科学研究科の計算メカニズム学研究室というところに席があります。籍なのか席なのか微妙。というのも、奈良先端大(NAIST、ナイスト)には教育連携研究室というシステムがあり、学外の企業や研究機関と連携して研究することができるのです。そんなシステムを入学してから知ったぼくは、それを使ってプログラミング科学研究室というところに所属することになったのです。プログラミング科学研究室の木下先生(親戚ではない)は、尼崎の産業技術総合研究所という機関にいらっしゃるので、ぼくは週1回程度尼崎に通うことになりました。ナラ時々アマ、わるくないです。尼崎も尼崎、最寄り駅は阪急園田。前に園田競馬に行ったのはこのときかなあと思うので6年前、なつかしいものです。もうすぐナイター開催になるとかならないとか、楽しみでなりません。勉強のこまかい話はまたこんど。