2014年の目標

今年は実家で年越しして、午前中に道明寺天満宮で初詣してきました、あけましておめでとうございます。いまから妻の実家に向かいます。

さて、今年の目標は、何事も丁寧に、ゆっくりと、すぐに答えを求めず、わかったような気になって流すことなく、めんどくさいことやつらいことから逃げないで、問題に向き合うということです。

去年の後半ぐらいから、ぼくは人生の大半を、あまり丁寧ではなく、できれば素早く、答えがあるときはすぐ答えを見て、わかったような気になって、めんどくさいことやつらいことから逃げて、問題から逃げて生きていたことに気付きました。ひどい。これはひどい。そんなんでも東大には通るのだから、たぶん要領はまあまあいいんやと思います。

ただ、そう生きたいわけではない。むしろそう生きたくないと思い始め、しんどい思いをしてマラソンを完走したことでその思いは確固たるものになり、そして新しい年を迎えました。今年からは、たとえゆっくりで見た目あんまり成果が出ていなかったとしても、自分にとって納得のいく、そんな生き方をしたいと思います。「やれるだけのことはやった」と、自分のことを振り返ってちゃんと自信を持って言えるような生き方。

そういう生き方をするとなると必然的に、自分のやりたいことに集中的に時間を割くことになるので、そうでないことをダラダラやらないというのが日々気を付けるべきことかなと思います。なんとなく酒を飲むとか、なんとなくテレビ観るとか、そういうことは慎むべきこと。付き合いが悪くても、人に会う機会も必然的に減らすべきなんだと思ってます。今年はどうもすみません、ということになるかもしれませんので先に謝っておきます。

あと、将棋をまたやってみようと思っています。将棋という競技への向き合い方は、自分のテキトー人生そのものだったような気がしています。あのときできなかったこと、逃げていたことにもう一度向き合うというしんどい作業をすることで、自信を取り戻したい。そんな気持ちでいます。いつまでも詰将棋の答えのページをすぐめくっていた自分、大会前に納得のいく練習などしたことなく、「負けたら楽になれる」と思いながら指していた自分、それはほとんどみじめな敗北の歴史なんですが、それにもう一度対峙したい、対峙して、父として胸を張って何かできるようでありたいと思っています。宝塚スカイステージをなんとなく見ながら。

さてさて出発。