ぶどう酒、そして片平巧

今日は交通事故で亡くなった父方の祖母の命日になる。もう28年も前の話で、ぼくも幼稚園に入る前の年、記憶はおぼろげなのだが、祖母は熱心なキリスト教徒だった。亡くなった後、東住吉のキリスト教会で*1賛美歌「いつくしみ深き」を歌っていたシーンを思い出す。ときたま友人の結婚式でこの讃美歌を歌うとき、いつも思い出す。

讃美歌を歌い、そして教会に来た人はぶどう酒とパンを手に取っていたなあと思い、今日は学校帰りにローソンで安い赤ワインを買った。

そして、これはまた偶然なのだが、ぼくが好きだったオートレース選手の片平巧が亡くなった。今朝のニュースで知り、感傷的な気持ちになっている。片平はぼくがオートレースを見るようになる前、90年代後半にそれこそオート界の武豊あるいは羽生善治と言ってもいい選手で、圧倒的な強さを誇った。ぼくが川口や船橋オートレース場に通っていた大学生時代は、全盛期のような勢いはないものの、いつもG1やSGには名を連ねる選手で、そつのない走りが恰好良かった。死因は不明、ということらしいが、もう少しレースを見たかった。

*1:うちの父は平野区出身である