徳島行ってきた

はやめに出そうと思ってたが、1週間経過してしまった。
先週6/1,2で徳島に行ってきた。目的は、将来的な移住も含めた視察?と言うとかなり大げさなのだが、最近徳島でアツい「サテライトオフィス構想」がどんなものなのかを知るための旅行だった。具体的には、初日は美波町、2日目は神山町に行ってきた。特別に誰かから話を聞いたりすることもなく、ただ街の雰囲気を感じる、というレベル。

サテライトオフィスについては
http://www.tokushima-workingstyles.com/
が詳しいので、よく知らない方はどうぞ。要するに、田舎な割にネットが普及している徳島に、企業の支社を誘致する活動である。

徳島は妻のおかあさんの実家があり、いまでもおじいちゃんおばあちゃんは徳島市内に住んでいる。ぼく自身も一歩道が違えば某ジ○ストシステムに勤めていたかもしれないという縁もあり、なにかと徳島には親近感がある。阿波踊りも楽しい(去年見に行った)。

そもそもぼく自身が何か事業を始めているわけでもないし、今すぐ移住するとかそういう話ではないのだが、夫婦してネットがあればまあ働ける仕事をしているし、農業やらにも興味があるので、こういうところでゆっくりと暮らすのはいいかもなあ、なんて思っている。

美波町はいわゆる昔の日和佐(ひわさ)。天気がよくなかったのは残念だったが、ウミガメが産卵に来るという浜はきれいだったし、街は観光地らしく開拓されている感じすらなく、とても静かなところだった。

神山町はアーティスト・イン・レジデンス活動などでも知られ、まあ地域おこしの世界では超先進例なのではないかと思うが、澄んだ空気が印象的な山あいの集落、という感じ。ただ、これが奈良中南部になるともっと険しいし、集落でパーッと開ける面積が狭くなる。そして、徳島市内から佐那河内村を経由する国道438号線がとても太い。途中バイパスもできて、市内から30分ぐらいで到着することには驚いた。これは日和佐もそうで、国道55号線のバイパスが全通して一部は自動車専用道になり、こちらも市内から1時間弱ではないかと思う。田舎田舎とは言っても、ハブになる都市との車での利便性というのはかなり重要である。

徳島県西部の美馬のほうでもサテライトオフィス構想があるらしく、個人的には徳島県から目が離せない。そういえばこんなCMがあったことを思い出した。