HK 変態仮面

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土曜日に、奈良からはるばる尼崎は塚口まで行ってきた。塚口駅前の映画館はグルメシティのポイントカードを見せると300円ぐらい割引になるすごい映画館で、いままで北大和のグルメシティで蓄積したポイント分ぐらい得した気持ちになった。

原作は全盛期のジャンプを彩った漫画なのだが、ぼくは恥ずかしくて当時読めなかった。当時の繊細な気持ちというのは、そんなものである。そして、大人になるというのは、そういうのも何もかも何の恥じらいもなく、存分に余すところなく読めるということである。妻と「久々に原作を読みたいね」という話になった。

映画としてはまあB級で、とても面白いけど人を選ぶ作品だと思う。でも、主人公の鈴木亮平はじめ、登場する役者は気合いが入っていた。PG12だったが、小学生の男の子とお母さんが1組来ていたのが印象的だった。子どもが見たいと言ったのか、はたまたお母さんがファンだったのか。あのお母さんが愛子ちゃんだったら、泣けるな。

現実にはこんなキャラはいるわけがないのだが、実社会のクモの巣のようにはりめぐらされた秩序を、どこか糸ひとかけらだけ取り除いたら、こういうパラレルな別社会(つまり変態仮面が通常にいる社会)ができあがる。そのかけらの除き方によって、おもしろい世界ができたり、こわい世界ができたりする。物語というのは多かれ少なかれそういう面を持っていて、また自分でそういうパラレルな別社会を描いた小説とか書いてみたいなぁ、と思った。なんか書きたいと思ったのは久しぶりかもしれない。ありがとう変態仮面

ちなみに映画のあとは老舗のカレー屋、アングルに行ってきた。こういう、地元の人しか知らない名店みたいなのを簡単に探せるようになったのは、インターネットのありがたいところだと思う。