勉強に関してぼくが間違いないと思う二者択一について
ここ1年ほど、いわゆる会社の仕事みたいにはアウトプットが明確でない「勉強」*1を再開しているが、そのときに重要だと思っている「やり方」を紹介したい。
これはぼくはかなり重要だと思っていて、かつ、これさえ適切に選べばほぼ間違いがなく、あとのことはあまり考えなくてよい、というスグレモノである。
方法としては簡単で、何か勉強しなければならないモノがあるときに、
- どうやって勉強するか、やり方を2つ考える
- 2つを比較して、面倒くさいな、と感じたほうをやる
というものである。大体、面倒くさいと感じた方式のほうが、実際にやってみると効果がある。そして、一見簡単そうな方は簡単ではあるのだが、あまり身にならない。
以下、想定される質問にできるだけ回答してみる。
- そんなこと言っても、例外もあるでしょう?
- あると思います。が、いまパッと思いつきません。
- なんでそれでうまくいくのか?
- 結局自分が好きな人は自分をあまり痛めつけたくないので、できる範囲で痛めつけるほうがよい、というような感じなんじゃないでしょうか。自分が思いついている時点で「できる範囲」の痛めつけになっているのだと思います。
- そうは言っても、面倒な方は時間がかかります。
- はい、そうです。でも、結局同じ時間かけたときに得られる情報量とか知識量みたいなのは、面倒なもののほうが多いという実感です。
- そんな面倒なことをやる時間はない。
- 時間がかかるのが勉強、ということなんだと思います。だから、可能であれば可能な限り時間をとる努力、これも大事です。単に時間をとるだけじゃなく、自分を長時間集中状態にするメンタル力とかも大事です。茂木健一郎さんのフロー状態みたいな話。
- もっといいやり方があるかもしれない
- そうです。でも、それを考えこむと結構長い道のりになるので、2つぐらいにしておきましょう。ぼくはこれを考えることに高校時代結構な時間を割いたような気がします。まあ、時間のあるときにいろいろ考えるのは悪いことではないかもしれません。
- 例えばどんなものがあるのか?
- 何かを覚えるときに、時間がないからといってざっと目を通すだけとか練習問題だけちょこっとやるんじゃなくて、きっちりノートに理解した内容を書いていく、とか。喋るとか。誰かつかまえて説明する、とか。
- 面倒くさいものは面倒くさいので、やりたくない
- そこを乗り越える力、というのも大切です。とりあえず10分とか時間を区切ってやってみるとか。
今日はバレンタインデー、11年前の今日が高校の卒業式だったことを思い出した*2。