三谷竜生、すごいのが出てきた

奈良所属の三谷竜生(みたに・りゅうき)が3場所連続完全優勝(9連勝)で、A級2班からS級2班に特別昇級した。ぼくがこないだ奈良競輪に行ったときにはまだA級3班からあがりたてだったと思うのだが、あっという間である。それもそのはず、デビューしてからの勝率が9割を超えている。現状、去年の夏にデビューしてから45戦41勝、2着1回3着2回(4着1回)という恐ろしい成績である。G1はまだ出られないにしても、今年のうちにはF1優勝するだろうし、G3戦線でも恐ろしい存在になるかもしれない。

三谷3兄弟および父はもともとびわこ競輪の選手なので、なんとなくホーム選手という感覚がないのだが、引き続き応援したい。しかし、奈良競輪がなくなってしまったらどうするのだろう。練習場としてバンクだけ残ったりすればいいのだが、さてどうか。

なんとなく101期で若そうなイメージの三谷竜生だが、1987年9月生まれなので今年26歳。脇本雄太(1989.03生、今年24歳)や深谷知広(1990.01生、23歳)よりは年上になる。武田豊樹ほどではないが、若干遅めのデビュー。早くS級戦線を沸かせてほしいものだ。