半X半ITという道

なんとなく、この正月にいろんな人のいろんな話を聞いているうちに、半X半ITというのを突き詰めて考えるというのが面白いのではないかと思えてきた。


この単語は塩見直紀さん半農半Xのパクりのようなものだが、要するに半分ぐらいIT関係の仕事をしながらもう半分はほかのことをする、ということである。ちなみに半農半Xにぼくはそんなに詳しくないが、こちらは50%ということにそれほど重きはなく、それよりも「人生のなかに農の要素を取り込む」という意味に重きがあるっぽい。

そういう意味では「半X半IT」というのも似たところがあって、「ITの仕事フルタイムというのはどうしてもいろいろと疲れてしまうから、100%にするのはやめよう」というニュアンスで書いている。もちろん、根っからのコンピュータ好きの人は半IT半IT、ふたりあわせてヤン○ーだ♪みたいなのでもいいとは思うけど、基本的には半農半ITとか半商半ITとかそういうのを想定している。

このキーワードで検索すると出てくるのがサイファー・テックという会社。徳島南部の美波町というところのIT誘致で、自然を楽しみながらITの仕事をする、というのを実現している。まさに理想、といえばそうなのだが、これを実現するには仕事の受注の問題など、いろんな問題をクリアする必要がある。

にしても徳島は上勝のつまと言い、神山のアーティストインレジデンスといい、古くはジャストシステム、何かとITに縁のある県だなと。今年はそういうところにも行ってみたい。去年も阿波踊りを観に行きましたけどね。