泡沫候補でありたい

衆院選自民党の大勝という大方の予想どおりの結果に終わった。僕としてもほぼ予想のとおりだった。なんかほとんど当確が出てからは奈良1区の結果だけが気になっていた。当選確実が出ないまま寝てしまったので、夢にまでまぶちすみお先生が出てきたりして大変だったが、まあそれはともかくとして、どうすれば自分も政治家になれるだろうかと酒を飲みながらひたすらググってた。ググっても政治家にはなれません。

もちろん、そういう強い動機はいまのぼくにはないし、周囲からの強い出馬要請なんてのも一切ないので、あったとしてもはるか先の話である。でも、絶対に死ぬまで立候補しませんか、と言われると、はいとは言わないし、何となくどこかで一度出てみたいという気はする。たとえそれがマック赤坂みたいな泡沫候補であっても。むしろ、マック赤坂のような泡沫候補でありたいという気もする。バブル景気をあぶく景気と車谷長吉は言っていたと思うが、泡沫候補もバブル候補でありあぶく候補である。でも、泡沫には何かしら抒情的なものを感じる。

いまはいまの自分に託されたこと、自分が決めたことを地道にこなすのみ。