セレンディピティをつかまえろ
先週大学の創立記念講演会があって、島津製作所の相談役・矢嶋英敏さんがお話しされたのだが、その中で「セレンディピティ」についての話をしていた。
確か、企業での研究開発においてセレンディピティは重要だ、といった文脈だったと思う(特に書きとめていなかったので違ってたらごめんなさい)のだが、そのとき「セレンディピティって何ですのん」と思ったので、あとでこっそりとwikipediaで調べた。
セレンディピティ(英: serendipity)は、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」を指す。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のことである。
なるほど、そういえば英語の授業かなんかではるか昔に聞いたことがあるなあ、と思い出したのと、「けっこう自分にはセレンディピティあるんちゃうかなー」と手前味噌ながら思った*1。ここまで先週の話。
で、さっきクローズアップ現代を見ていたらMITメディアラボの伊藤穰一さんが出ていて、これまたセレンディピティの話をしていた。一見関係ない2つの分野を融合させる力を持つ人として伊藤さんが紹介される、といった感じだった。
んで、伊藤さんの「穰一」という字を書くのが面倒だったのでwikipediaからコピろうとしたら、伊藤さんは創発民主主義者であるという記載があって、なんやねん創発民主主義って、と思ってみると日本語wikipediaはなく、英語版のみ。最近、自分の研究分野でもよくあるのだが、日本語wikipediaにない項目は意外と多いし、あったとしても、英語版を開いたほうが情報がたくさんあることが多い*2。
あと、伊藤さんが英語しゃべってるシーンがあって、この人は小さいころからアメリカにもいたらしいのでまあネイティブなのだが、自分の英語力はまだまだアカンなあ、と思った。それでもこの半年、日常的に英語を話す機会が増えたのでそれなりに向上してはいるのだが、まだまだこの程度で納得していてはいかん。
今日はとりとめのないブログになりましたが、明日こそ5時に起きます。