Pascal、電卓づくり

先週は勉強の話をまったく書いていなかったが、それはたぶん家の片づけばかりしていてあんまり勉強していなかったからだと思われる。おかげさまで家はきれいになった。

さて、Pascal-Sの話が途中で止まっていたが、8月末に先生とお話しして、多少は解決した。一番重要なのは、どういう風に構文解析しているかの解説は、別にぼくがここでやらなくてもページに書いてあった、ということ。
http://www.moorecad.com/standardpascal/Wirth-PascalS.pdf
のPDFの50ページ以降にきちんど図があるし、
http://www.moorecad.com/standardpascal/pascals.html
のsytax?.gifというファイルは全部状態遷移図?になっている。

さて、とりあえずコンパイルしてみてはどうか?という話が出て、cygwinを入れてそこでgpc(GNU Pascal)をインストールし、コンパイルしてみたのだが、HelloWorld程度のプログラムを読み込ませても、なぜかうまくいかない。エラーもうまく出ていない感じで、最初の定義のところの数値項目がまずいのかとかいろいろ考えてみたものの、よくわからないので保留にしている。

結局、ぼくが学ぶべきは構文解析の基礎なので、とりあえず自分で構文解析器を書いてみることになった。好きな言語で電卓(四則演算)程度の簡単なプログラムを作る、という課題。今日から本格的に取り組み始めたのだが、1日終わって約半分、といったところ。久々にeclipseJavaという会社員時代を思い出す組み合わせでソースを書いているが、ソースを書くときにはいろいろと基盤整備的な作業が必要なので、思っている以上に時間がかかる。なんとか明日で終わらせて、水曜木曜は気持ちよく研究室旅行に行きたいところである。

長い長いと思っていた夏休みも終わりに近づいてきている。できたこともできなかったこともあるが、いつも今からベストを尽くすという以外にやることはないので、過去のことはとりあえず置いておいて、今からできることをできるだけやる。夜は鈴虫やらコオロギやらが鳴いている。この大学は本当に虫が多い。