退職したら税金とか保険とか、どうなるのかまとめた

先月末で会社を退職して正真正銘の学生になりましたが、学生になったら金銭的なところがどうなるのか、参考までに。

家族構成:妻(仕事あり、社会保険あり)

  1. 健康保険:妻の扶養に入る。健康保険は「今後1年間に見込まれる収入が1**万以下」という基準のため、退職と同時に扶養に加入できる。
  2. 国民年金:これも健康保険と基準は同じく、妻の厚生年金の扶養(正確には国民年金の3号被保険者と言うらしいですね)に入る。
  3. 雇用保険:毎月の支払いはなくなるが、昼間学生は失業保険の支給対象外なので、特に手続きしない。
  4. 所得税:これは、毎月の収入に対して金額を仮決めして源泉徴収されている。源泉徴収がなくなるので、支払いはなくなる。たぶん今年は払いすぎだと思うので、確定申告して還付をうける必要あり。来年はたぶん0円。
  5. 住民税:これは、前年度の収入を基準に算定され、その年1月にいた市町村に払う。なので、今年も生駒市ではなく大阪市へ払う。ぼちぼち案内が来るらしい。こちらは、来年も多少は払うことになるはず。

その他

  • 厚生年金基金:いままで所属していた会社の厚生年金は、厚生年金基金の積み立て分もあった。この金額については、退職時に「年金受給時に加算」か「一時金として支給」かを選べる。ネットをググると「一時金は損」という意見が多いが、ぼくは一時金を選んだ。そんな、生きてるか生きていないかわからん老後の金よりも、多少安くても今お金があるほうが有意義だと思うのだが・・・
  • 生命保険:入院保険とか生命保険は小額ですが、加入したまま。去年、会社契約の生保から某ネット系生保に切り替え済み。
  • 学生支援機構の奨学金:これは前年度の収入が審査対象なので、今年はもらえない。来年は学費免除含めて、いろいろ出してみる予定。

以上をトータルすると、いままでよりも支払い額は何万円かは減るが、当然収入減の額よりは小さいので、生活自体をかなりミニマムにする必要あり。学生寮に引っ越したので、学生支援機構の奨学金が月88,000円出れば、トントンぐらいになるかとは思うが・・・。