エンジニアと臨床哲学

システムエンジニアという職についてソフトウェア開発をしているが、ソフトウェア開発というのはある種の実践的な哲学なのではないかと思う。鷲田清一がおっしゃるところの臨床哲学のように。

要求開発なんてのはその最たるものではないか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110209/357069/

上流工程はともすれば抽象的で難しいと言われがちだが、哲学に比べれば大したことはない。そもそも「なにかものをつくる」という時点で十分に明快である(ちゃんと勉強はしないとダメよん)。哲学科の人はもっとSEになったほうがいいと思う。